花嫁の覚悟
2015年12月20日
みなさんこんばんは
いつもL'AUBE(ローブ)スタッフブログをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
先日久しぶりに映画館で映画を観て参りました!
ウェディングプランナーの平田です☀
「母と暮らせば」という映画を観て参りました!
色々と考えさせられる映画でしたが、共に日本の
古き良き時代背景も感じることが出来ました。
日本の伝統的なものといえば【 着物 】
ご結婚式では、花嫁しかお召になることができない
ご衣裳があります。それは、『白無垢』と『色打掛』
今日は、そんな白無垢と色打掛のお話しを
ご紹介したいと思います(´∀`)◎
ところでみなさんは、結婚式の本来の意味をご存知ですか?
結婚式とは本来、おふたりが出会い、結ばれたことを感謝し、
幸せな家庭を築き、子孫繁栄をはかっていくことを神に誓う
厳粛な儀式。そして新たな人生の第一歩を踏み出す門出の
お祝いなのです。
さて、白無垢と言われる花嫁衣裳。
≪ 白 ≫という意味ですが、現代では
「旦那さん、旦那さんのお家の色に染まる」など、
真っ白、純白という意味合いが一般的です!
しかし、本来の意味はそうではありませんでした。
白無垢を召した際に、頭にかぶる『綿帽子』と『角隠し』 ★白無垢で綿帽子をかぶる ⇒白い衣装で、顔を覆うということは亡くなった方と同じ ★角隠し ⇒角を隠す ⇒角が生えたものは”鬼” ⇒ 鬼はあの世の象徴 つまり花嫁は、一旦自分の生まれ育った家の娘としての、 ≪ 死 ≫を表していたのです。
続いて、『色打掛』について 色打掛の≪ 赤 ≫という色は、血液の象徴。 つまり赤い色の着物をお召しになる、もしくはどこかに ≪ 赤 ≫を使用し、花嫁が甦るという意味合いがありました。
今も昔も結婚式は人生の中でとっても大切な儀式。 特に女性にとっては嫁ぐという事、1度死んで生まれ変わり、 新しい家で生きていくという覚悟が必要ということですね。 ちょっと怖く感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、 これが 日本人の心 と言われるものなのではないでしょうか。
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